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イシス学院は、カバラー、タロット、アストロロジー、アロマテラピーという形で現代に伝わる古代エジプトの叡智を学ぶ魂の学校です。

ケーススタディ90

最新のケーススタディ 2009年4月10日号 掲載

Q..現役占い師のNさんの質問である。最近、よく来てくださるお客さん(Aさん)のことが気がかりだ。もちろん相談事があってそのお客さんはいらっしゃるのだが、予約を入れない日も、話をしたいのかNさんに電話をかけてくるようになった。大切な顧客ではあるが、依存症を作るわけにはいかない。Aさんにどういう態度で接するのがいいか、タロットにアドバイスを求めた。(N・Mさん 30代 埼玉)

A.(1)現状

現状
「恋人」のカードより、Nさんは占い師として顧客の相談に誠実に対応していることが読み取れる。いい仕事をしているから、AさんはNさんのところに来るのだ。まるで恋人に会いに来るみたいだ。

(2) 経緯
 経緯  現状
   
これまでの経緯は「教皇」。このカードはNさんが辿ってきたこれまでの状況をそのままあらわしている。Nさんは自分の人生について考えるところあって、数年前に占いの勉強を始めた。ある流派の伝統を受け継ぐべく熱心に学び、その後、弟子として伝統を忠実に守りながら占い師の仕事をしてきたのだ。学んだことを十分活かしている様子が窺われる。


(3)
展望

経緯 現状 展望
(2) (1) (3)
展望は「悪魔」R。このままにしておくと、AさんはNさんをますます当てにし、依存症にさせてしまいかねない。顧客を依存させるのは、占い師にとっては落とし穴だ。頻繁に来てもらえば一時的に売り上げは増えるかもしれないが、その甘い誘惑に陥ると、いい仕事ができなくなってしまう。大切な顧客だからと思うあまり、ついずるずると引きずられてしまうのは問題だ。

(4)
経緯 現状 展望
  (4)
「悪魔」の対策カードは「仕事師」。占い師としての原点に帰って仕事をするといいとカードは語る。仕事のスタンスがぶれないようにしよう。 

(5)
経緯 現状 展望
   (5)  (4)
「仕事師」の注目カードは「正義」である。感情や目先のことに左右されない冷静さを持つ「正義」を「仕事師」は見つめる。右手に持つ大きな剣も目立つ。「仕事師」のテーブルにもナイフが見えるので、親縁カードだ。Aさんにへつらわないようにする。時には厳しいと思われることも言う必要があるかもしれない。仕事に徹しきって、すべきことをしっかりするなら、Aさんの心にも響くに違いない。

Nさんは占い師になって間もない。カードの展開を読み進める中で、占い師として道を究める上で大切なことが再確認できたようだ。気持ちを新たに仕事に打ち込める。  

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